「グリッドコンピューティング」「アーカイブ」の解説2021年9月18日 Show グリッドコンピューティングとは?グリッドコンピューティングとは、ネットワークを介して多数のコンピュータを連携させ、全体として高性能な並列システムとして利用する方式のことです。特に、インターネットなどを通じて広域的に、あるいは様々な機種のコンピュータを束ねて処理を分散する方式のことです。 グリッドに参加するコンピュータは専用のクライアントソフトを稼働させ、グリッドを制御する中央システムのサーバと通信します。中央システムでは膨大な演算を要する巨大な問題を小さなタスクに分割し、各クライアントに配信します。多数のコンピュータが少しずつ処理を分担することにより、グリッド全体としては大規模な並列コンピュータのように振る舞います。 ここで、高性能なシステムを構成する技術を紹介します。主に『クラスタ』『グリッドコンピューティング』『スーパーパーコンピュータ』があります。 「クラスタ」とは、複数のコンピュータ(物理マシン)を連結し、高可用性(故障が少なく、利用できる時間が長い)な1台の仮想マシンとしたシステム構成のことです。安価なコンピュータを複数台連結し、低コストでシステムを構成することができます。 「グリッドコンピューティング」とは、複数のコンピュータをネットワークで結び、1台の高性能コンピュータのように利用するシステム構成のことです。ム 「スーパーコンピュータ」とは、大量なプロセッサを搭載した、高性能なシステムです。大規模な科学技術の計算などを超高速に処理ができます。 グリッドコンピューティングに関する問題
◆確認問題の解答(イ)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。
アーカイブとは?アーカイブ(archive)とは、データの保全のためにコンピュータ上のデータの世代管理を行う上でデータとメタデータを合わせて保管することです。また、本来用いられていた意味から派生して、ファイル圧縮に際してファイルとメタデータを合わせて保管するためのデータ形式をアーカイブファイルと呼ばれます。 「アーカイブ」とは、保存記録や公文書という意味をもつ英単語で、コンピュータ分野におけるアーカイブは、消してはいけないデータを長期保存するために、専用の保存領域に「安全にデータを保存すること」をいいます。 データ保全のためのアーカイブとは、電子文書のようなものを保管することに重点を置いた保存方法を指します。例えば、企業における電子メールのデータは時間経過につれて重要度は低くなっていきますが、場合によっては過去のメールを参照しなくてはいけない場面もあるかもしれません。そのようなケースにも対応できるように、メールをまとめて管理・長期保存しておくことをアーカイブと呼ぶわけです。 データ圧縮のためのアーカイブとは、ZIPなどの形式でデータを保管する場合に使います。このアーカイブファイルを作成するためのプログラムをファイルアーカイバやアーカイバと呼びます。 アーカイブと混同されやすいものとして、データの「バックアップ」があります。安全にかつ長期的に保管するのが目的のアーカイブに対し、バックアップは万一のシステム障害時に備えて常に最新のデータを記録し、障害時に復旧するためのものです。 アーカイブに関する問題
◆確認問題の解答(ア)、解説・・・各選択肢の解説は、次の通り。
ネットワークに接続した複数のコンピュータで並列処理を行うことによって、仮想的に高い処理能力を持つコンピュータとして利用する方式はどれか。?グリッドコンピューティングは、ネットワークを介して複数のコンピュータを結びつけ、一つの処理能力の高いコンピュータシステムとしてサービスを提供する仕組みです。 個々のコンピュータの性能が並程度でも、ネットワーク上の複数のコンピュータが並列処理を行うことで、高速に大量のデータを処理することができます。
プリンタが1分間に印刷できるページ数を表す単位は何でしょう。?ウ ○ ppm(Page Per Minute)ページプリンタの性能を表す単位。 1分間に印刷できるページ数を表す。
WANの説明として 適切なものはどれか?WANはLAN同士を結んだ広域通信網です。 正しい。
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