Google Analytics のカスタムレポート、使いこなせていますか?とても便利な機能なので、業務効率化のためにも活用していきましょう。 Show カスタムレポートについてよく聞くお悩み 目次
カスタムレポートとはカスタムレポートとは、もともとGoogleアナリティクスに用意されている標準レポートとは別に、自分が知りたい指標やディメンションを組み合わせて独自にカスタマイズできるレポートです。 標準レポートは、セカンダリディメンションで2軸分析をしたり、フィルタで自分に必要なデータを絞り込んだりすることが可能ですが、レポートを開くたびに毎回設定が必要です。 新規カスタムレポートの作成左メニューの「カスタム>カスタムレポート」で新規作成や管理を行います。「+新しいカスタムレポート」をクリックします。 次の編集画面では、名前、種類、ディメンション、指標、フィルター、ビューの設定を行います。 名前(レポート名の設定)全般情報のタイトルがレポートの名前となります。レポート一覧、レポートタイトル部分に表示されます。 種類(レポートの表示形式)種類は、レポートの表示形式になります。「エクスプローラ」「フラットテーブル」「地図表示」の3種類があります。指標やディメンションに合わせた表示形式を選択でき、「タブの複製」をすることで、同じ指標でも表示形式を変えて表示させることができます。 エクスプローラ フラットテーブル 表のみが表示されます。 標準レポートではディメンションの組み合わせは2つまでですが、フラットテーブルではディメンションを最大5つまで表示することができます。 地図表示 地域ごとのトラフィックなど、地図上で視覚化して確認できます。 ディメンションディメンションとは、レポートの切り口となる分析軸(計測対象)のことです。複数ディメンションを設定した場合、エクスプローラ形式ではディメンションの項目をクリックして内容を掘り下げて確認できます。 フラットテーブル形式では、ディメンションの組み合わせで一覧が表示されます。 指標指標はディメンション(計測対象)がどのくらい計測されているのか(量)を示しています。指標は1つのグループに10個まで選択できます。選んだ指標は、表に表示され、グラフで表示するデータとして選択ができます。 また指標グループも作成することができ、指標グループは5つまで設定することができます。複数設定するとレポート画面で指標の切り替えが可能になります。グループ名は切り替え時にどんな指標のグループなのかわかりやすいように設定します。 フィルタフィルタはレポートに表示するデータの絞り込みを行います。セグメントと同じく、セッションごとに絞り込みを行い、レポート全体に適用できます。 ビュービューでは、このカスタムレポートで使いたいビューを選択できます。 おすすめのカスタムレポート6選「ディメンション」と「指標」がたくさんあってわからない方でも、以下の6つのカスタムレポートがあれば、より細かい分析が可能になります。ぜひ参考にしてみてください。 (1)「時間×曜日」のクロス集計レポート「どの時間帯」「どの曜日」のでアクセス、コンバージョンが多かったかを知ることができます。 ■種類 (2)「性別×年齢×デバイス」レポートGoogle シグナルをオンにしていると利用できる「性別」「年齢」を利用したレポートです。「サイトを閲覧するユーザーの性別、年齢で一番多い属性はどれか」「デバイス別ではどうか」を分析できます。 ■種類 (3)「流入」レポート標準レポートではディメンションはセカンダリディメンションしか選択できまんが、すべてのパラメータを同時に見たい時はカスタムレポートで分析できます。 ■utm_source:参照元 (4)「行動」レポートURLだけではどのページ内容を判断できないときや、タイトルが重複した類似ページが多数ある場合は、ディメンションに「ページタイトル」を追加するとアクセスの多いページがわかりやすくなります。 ■種類 (5)「イベント」レポート「どのファイルが一番ダウンロードされたか?」を Google アナリティクス上で調べたい場合は、「イベントラベル」を確認する必要がありますが、標準レポートでは「行動>イベント>上位のイベント>イベントラベル」の順にクリックしないと、確認することができず不便ですが、カスタムレポートを作成することで4手順も踏む必要がなくなります。 ■種類 (6)「デバイス分析」レポートサイトへアクセスしているユーザーのデバイス、ブラウザ、画面の解像度でどの組み合わせが一番多いか、サイトの FV(ファーストビュー)がどの組み合わせで表示されているかなどを分析できます。 ■種類 レポートのエクスポートやメール設定上記ご紹介したようにカスタムレポートは、自分が分析しやすいようにカスタムしていくことが可能ですが、自分だけではなく他のユーザーと共有したり、Excel にエクスポートするなども可能です。よりチームで作業を効率化できる機能をご紹介します。 エクスポート「エクスポート」から PDF
形式、Google スプレッド形式、Excel(XLSX)形式、CSV 形式で出力することができます。注意点として、「出力したい全ての指標が表示された状態」でエクスポートしてください。 定期的にメールで受け取る設定したカスタムレポートは、任意のメールアドレス宛に定期的にメールで配信することができます。設定方法は、カスタムレポート解析画面の右上の「共有」をクリックすると、メールレポートのポップアップが表示されるので、送信したい「宛先」を入力し送信を押してください。 さいごに今回はおすすめのカスタムレポート6選をご紹介しました。標準レポートだけでもサイトの成果を把握することが出来ますが、カスタムレポートを使うことでより細かく調べることが出来ます。紹介した6つのレポート以外の、指標やディメンションもぜひ活用して、業務効率化、細かなユーザー分析を行っていきましょう。 Google アナリティクス で分析した結果、課題となるページが見つかった方は、ぜひ SiTest を活用してウェブサイトの最適化に役立ててください。 弊社の開発、販売する「SiTest(サイテスト)」はヒートマップ解析機能やA/Bテスト、EFO(エントリーフォーム最適化)機能などを備えたオールインワンのウェブサイト改善ツールです。コンバージョン率だけでなく、ページ内のユーザー行動をヒートマップで確認する事もできます。またコンバージョン率改善に繋がる施策をA/Bテスト機能で検証できます。 SiTest は、無料トライアル期間も設けておりますので、気になった方はお気軽に以下のリンクをクリックして氏名、メールアドレス、電話番号をご記入の上お申し込みくださいませ。 ▼無料トライアルのお申込みはこちらから ディメンションと指標に関して使用できるスコープは、次のうちのどれですか。?よって、ディメンションと指標で利用できるスコープレベルは「ヒットレベル、セッション レベル、商品レベル、ユーザーレベルのスコープ」が正解となります。
Google アナリティクスにおいて「ディメンション」とは何ですか。?Googleアナリティクスにおけるディメンションとは、データの分析軸を意味します。 Webサイトに訪問したユーザーの動きを深く分析するには、さまざまなデータの収集や分析が必要です。 そのためGoogleアナリティクスは、「ページ別」「ランディングページ別」「検索エンジン別」など、細かな項目別にデータの分析ができます。
指標とディメンションの組み合わせとして有効でないものはどれですか。?今回設問:指標とディメンションの組み合わせとして有効でないものはどれですか。 解説は過去問を確認頂く形にはなってしまいますが、「合計イベント数 / ユーザータイプ」が正解となりますね。 指標とディメンションはGoogleアナリティクス特有の用語ですので、この機会に意味を理解しておくことをオススメしますよ!
カスタムディメンションの作り方は?カスタム ディメンションを設定する
Google アナリティクスにログインします。 [管理] をクリックし、カスタム ディメンションを追加するプロパティに移動します。 [プロパティ] 列で、[カスタム定義]、[カスタム ディメンション] の順にクリックします。 [+ 新しいカスタム ディメンション] をクリックします。
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