ほしコラム管理人の「ほし」です。 今回は、PowerAutomateでSharePointを自動操作する方法について解説していきます。 「Sharepointのリストを取得・更新を自動化したいな」 「Sharepointの特定のアイテムのリンクを取得したい」 そんな方に、解決方法を向けて記事を作成しています。 はじめに本記事では、PowerAutomateでSharePointを操作する基本的なコマンドを用いて 以下のようなフローを作成していきたいと思います。 SharePointの情報を取得する上で必要な作業、該当のファイル有無を確認したい際に利用できると思います。 本記事で解決できること!
作成したフローの結果はこちらです。 今回実装する内容今回実装するフローは以下のような内容になります。 SharePointの該当ファイルから「最終更新日・更新者・リンク」を取得してTeamsで送信していきます。 Power Automate 全体処理フロー今回の紹介するSharePointに対する操作以外に、ファイルのコピー・削除・作成なども実施できます。 フロー全体像フローの全体像としては以下のようになっています。
今回は、実行方法として手動でフロー実行するようにしますが、定期実行などに変更してみてください。 SharePoint に対する操作今回探索するSharePointのドキュメント一覧は以下のようになっています。 「General」と「PowerAutomate テスト」の2ファイルがあります。 SharePointのドキュメント内「SharePoint」→「ファイルの取得(プロパティのみ)」を選択するとファイルの検索を実装できます。 類似処理の「ファイルのプロパティの取得」は単一ファイルの情報を取得する際に使用できます! SharePoint ファイルの取得(プロパティのみ)検索する際には、以下を入力して、ファイルの取得(プロパティのみ)を実施することで、 SharePoint内に格納されているフォルダ情報を取得することができます。
取得された情報の中で使用するのは、以下の3つです。
これら以外にも「ファイルの取得(プロパティのみ)」から様々な情報が取得できます。 50種類以上も取得できる情報があるので、PowerAutomate公式ドキュメントを参照していただければと思います。 ループ処理 に対する操作取得したSharePointの情報は、「General」と「PowerAutomate テスト」の2ファイル分です。 そのため、取得した件数(2回)繰り返しを実施します。 繰り返し処理は、「組み込み」→「コントロール」→「Apply to each」で実装できます。 入力項目は「Value」を選択すると2件分(取得した件数分)実施できます。 PowerAutomate 繰り返し処理 全体フロー繰り返し処理内で、条件分岐を実施します。 「組み込み」→「コントロール」→「条件」で条件分岐を実装できます。
上記の条件に合致した場合にTeamsでメッセージが送信されます。 Teams に対する操作今回も、Flowbotから自身に対してメッセージを送信する方法を選択しています。 必要に応じて、チャネルに投稿するなどを実装していただければと思います。 ※任意のチャネルに投稿する方法は以下のボタンから参考にしてみてください。 Teamsの投稿については以下のように設定します。 PowerAutomate メッセージを送信
メッセージの内容については、HTML形式で記載することでリンクをハイパーリンクにして挿入することができます。 ※単純に「アイテムへのリンク」を挿入してもハイパーリンクにはならないのでご注意ください! タブの右上 </> をクリックすると下記のようにメッセージを編集することができます。 PowerAutomate メッセージを送信 HTML形式で編集<a>タグの記載内容: <a href= アイテムへのリンク > リンク(表示したい文字)</a> これで該当ファイルのリンクを挿入してTeamsにメッセージを送信することができました。 最後にここまでで、SharePointから取得した情報をTeamsに送信する方法を解説してきました。 PowerAutomateでSharePoint、Teams、Excelを自動操作する方法について紹介しています。 あわせて読みたい 【VBA・OfficeScript】PowerAutomateでExcelマクロ実行 あわせて読みたい 【PowerAutomate】SharePoint内のファイル存在チェック結果を連携 ABOUT ME |