虹 7色 誰が決めた?

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。

虹 7色 誰が決めた?

どんな人間かは コチラ から。

今日は新年1発目の「カラー」の記事。

いつでも僕のアドレナリンを沸騰させるカラーの原点というかおもちゃ箱的な色彩。

幾度となくこの虹からインスピレーションを得て作品を作ってきました。

虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?

虹 7色 誰が決めた?
虹 7色 誰が決めた?

上の2つのヘアピースの仕込みの時なんかは、営業後に2日連続1人で徹夜して朝まで仕込みました。

その時は死ぬかと思いましたが、今思えばあの苦行がその後のスキルに大きく影響しています。やってよかったー。

さて、カラーリストの心をMAX踊らせるこの有彩色。

一般的に”7色“とされているのは皆様もご存知だと思います。

が、一体誰が7色と決めたんでしょうか?

気になって調べてみたことがあります。

それはですね、かの万有引力の発見者で有名なイギリスの自然哲学者、

「アイザック・ニュートン」

なんです。

ニュートン、神ですね。

そしてさらに掘り下げていくと、またまた興味深い事実が。

先にも書いたように現在の日本では、虹の色の数は一般的に7色であるとされていますが、

なんと、物理学の視点では、

「無限の色」

と見るのが正しいそうです。

これは知りませんでしたねー。

なぜなら、地上に届く太陽光のスペクトルは連続するグラデーションになっていて、連続する物を”数える”ことは出来ないから。

だそうです。

例えば、、

虹 7色 誰が決めた?

この中にいくつの色が有るか正確に数えられるでしょうか?

ついつい拡大して見たくなってしまうかと思いますw

人によっては7色より多く識別できる場合もあるし、7色より少ない場合もあるかもしれません。

仮に7色とする場合、

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と考えられています。(青に関しては水色と考えられる場合もあるそう)

当時のイギリスでは虹の基本色は赤黄緑青紫の5色と考えられていたましたが、ニュートンがオレンジとインディゴの藍色を加えて7色としました。

ニュートンは虹の色と色の間は無限に変化していることを知っていましたが、それにもかかわらず、虹を7色としたのは、当時、7が神聖な数と考えられていたからだそう。

音楽のオクターブも同様の理由でドレミファソラシの7音からなっているみたいです。

しかしながら、ニュートンが虹を7色と決めたからといって、イギリス社会一般で虹の色が7色だと統一されたわけではなかったそうで。

現在のアメリカや、ドイツの物理の教科書なんかでは一般的に赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色と認識され、

人々によって認識の違いがあるのが事実

このように、虹の色を何色とするかは、地域や民族、時代により大きく異なっています

日本でも5色(昔は8色や6色)、沖縄地方では2色(赤、黒または赤、青)、中国では5色とされていたそう。

さらに現代においても、かつての沖縄のように明、暗の2色として捉える民族はまだまだ多いそうです。

まとめると、

虹の色が何色に見えるのかは、科学の問題ではなく、文化の問題だということを初めて知りました。

そうです、正解がないんです。

これはワクワクしますね〜。

作ったもん勝ちってことですもんね〜。

何色に見えるか」ではなく、「何色と見るか」ということです。

「7色ではない」と言ったら語弊があるかもしれませんが、世界的に7色と制定されているわけではなかったんです。

色が繋がるということは、区切りがないということ。

まさに、ヘアカラーに落とし込むときもこの「繋がり」を最も意識して作ったりしています。

虹色でも茶色でも。

虹 7色 誰が決めた?


なので、僕が虹色を作るときは、こんな感じのパレットを繋げて、その各色の「間の色」を作り、いくつの色が入っているか数えられない”虹色“を目指します。

この”“のように、色にはちゃんと繋がるポイントがありますからね。

7色という一般的な概念にとらわれず、無限の色を作り出す

カラーリストとしてこんな色出せるようになりたいものです。(目指します)

こんな感じでインスピレーションの宝庫である自然界の摂理を調べてみるのも、トレーニングの一環なのかもしれませんね。

まだまだ、自分が見たこともない色の世界が無限にあると思うと、ゾクゾクしますね。

今年も、たくさんの色に出逢えることを願って、締めくくりたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございますm(__)m

はい、終わり〜(^^)

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虹はなぜ色の順番が決まっているのか?

の原理・仕組みと順番 水滴がプリズムの役目をするため、光が赤から紫のの帯に見え、屈折率の違いから、(主)は、外側から赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順番になっています。

虹の最後の色は?

赤(Rosso)、橙(Arancione)、黄(Giallo)、緑(Verde)、青(Blu)、藍(Indaco)、紫(Violetto)の7で、日本と同じ。 最後の紫(Violetto)は「すみれ色」とも訳されます。

虹 は 7 色 で ある なぜ その よう に 見える のか?

7色に見えるのは、水滴中を通った太陽光が7色に分解されているからです。 プリズムを通した光が、7色に分かれるのと同じ現象です。 光は、ある媒質を出て他の媒質の中へと進むとき進行方向が変わり、折れ曲がります。 これを「屈折」といいますが、屈折は屈折率の違いにより生じ、光の色ごと、つまり光の波長によって異なります。

ロシアの虹の色は?

虹の色は一般的に外側から順に「赤・橙・黃・緑・青・藍 ・紫」と考えられています。 ですが、これは日本人での認識で、世界共通の認識ではありません。 アメリカやイギリスでは6、ドイツや中国では5ロシアでは4と考えられているようです。 アジア諸国、ヨーロッパ諸国の中でも虹の色に違いがありますね。