Windows Server 2022 評価版ライセンス キー

Windows Server 2022 評価版ライセンス キー
Windows

2021.06.26 2021.06.18

Windows Server 2019 の評価版を使用して構築を実施。
そこからライセンス登録を使用したらエラーになった話。

結果

先に結果から書くと評価版からライセンス登録は下記の手順で実施すればOK

1.DISM /online /Get-CurrentEdition
2.DISM /online /Get-TargetEditions
3.DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:N69G4-B89J2-4G8F4-WWYCC-J464C /AcceptEula
※プロダクトキーはKMSクライアントセットアップキー
4.slmgr -ipk XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
※プロダクトキーはStandard Editionのプロダクトキー
5.slui 4

1.現在のバージョンが評価版(ServerStandardEval)であることを確認
2.変更可能なバージョンに製品版(ServerStandard)があることを確認
3.評価版から製品版に変更。 ※プロダクトキーはKMSクライアントセットアップキー。
4.製品版プロダクトキーの登録
5.プロダクトキーの認証 ※オンラインならたぶん不要。オフラインなら電話要。

※Windows Server 2019 Standard 用。Editionが異なると少し変わる

経緯

新規構築のシステムでオンプレミスのサーバを買って、Windows Server 2019 を構築。
ベンダーにOSのセットアップもしてくれるというのでお願いした。
OSセットアップ時にまだWindowsのライセンスの準備ができていなかったが、評価版で構築して後からライセンス登録(Activate)できるとのことだったので、評価版で構築。

構築後にライセンスをゲットしてライセンス登録となり、下記のコマンドを実施。

slmgr -ipk XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
※プロダクトキーはStandard Editionのプロダクトキー(MAKキー)

エラー:0xC004F015
Microsoft Windows(コア以外)エディションを実行するコンピュータの場合
エラーのテキストを表示するには’slui.exe 0x2a 0xC004F015’を実行してください。

エラーが発生。
どうやら評価版を製品版に変更する処理が必要らしいということになり、下記コマンドを実施。

DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula
※プロダクトキーはStandard Editionのプロダクトキー(MAKキー)

エラー:1168
指定したプロダクトキーを検証できませんでした。
指定したプロダクトキーが有効であることと、ターゲットエディションに一致していることを確認してください。

これまたエラーが発生。
メッセージからするとプロダクトキー間違ってるんじゃない?という感じがしてその辺を確認。
結局間違っているわけではなく、プロダクトキーの種類が違う?など、試行錯誤が続く。

解決編

なんだかんだ調べて、「KMSクライアントセットアップキー」を使えば、評価版が製品版(MSDN版?)に変更できるらしいということがわかり下記を実施。

DISM /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:N69G4-B89J2-4G8F4-WWYCC-J464C /AcceptEula
※プロダクトキーはKSMクライアントセットアップキー

※KSMクライアントセットアップキーはMSが公開しているもの。下記参照
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started/kmsclientkeys

エラーなくコマンドが進み、コマンド内の処理にて再起動。
評価版から製品版に変更された。
続く下記コマンドにて製品版のライセンスキー登録も無事完了。

slmgr -ipk XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX
※プロダクトキーはStandard Editionのプロダクトキー(MAKキー)

以降問題なく進み、一応解決。これができないと構築が遅れるので、リスケが~~とかいう面倒なことにならずに済んでよかった。

理屈としてどういうことなのかは正直よくわかっていない。
評価版として利用可能なプロダクトキーがあって、なぜか同エディションの製品版のキーではダメでKMSクライアントセットアップキーならOKということなんだろうけど。なんで?

Windows Server 2016 でも同様のことは起きているっぽい

参考

事象としては↓と同じ。結局、質問者としては問題解決せずだったのかな?
ここで解決策まできれいに提示されていればすぐに解決したのにな・・・

https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/5647e388-fe5d-41d7-abae-fee0b21a9f9b/35413203852925612363124251250812522125171254012512125211245212?forum=windowsserver2019ja

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Windows Server 2022 評価版ライセンス キー

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こんばんは!Windows評価版やWindowsライセンスが切れてしまった時の為のライセンス延長コマンド備忘録です。

Windows評価版などをインストールすると90日のライセンス期限があります。WindowsServerだと180日のライセンス猶予期間があります。しかしライセンス期間があり最終的には切れてしまいます。

https://nw-engineer.work/windowsserver/

Contents

  • 1 Windowsライセンス期間切れるとどうなる?
    • 1.1 Windowsライセンス切れ対処方法
      • 1.1.1 ①ライセンスの再入力
      • 1.1.2 ②slmgrコマンドを打つ
  • 2 Windows評価版ライセンス延長 まとめ

期間が過ぎ、残りが0日になるとパソコンの中のデータが消えたりする訳ではありません。

ライセンス期間が過ぎるとWindowsを起動後、1時間で勝手にシャットダウンするのです。これが意外と1時間って早いんです。

データ保存する前にシャットダウンしてしまうと全部ゼロからスタートです。「あっ!」って感じになって集中の糸が切れてしまいます。

シャットダウン時間はイベントログを見れば確認できます。1時間ごとにシャットダウンしているのが確認できます。

Windowsライセンス切れ対処方法

対処方法としては2つあります。

①ライセンスの再入力

正規のライセンスを入力しなおす方法があります。Windowsシステム画面から「プロダクトキーの変更」をクリックし再入力しましょう。

Windows Server 2022 評価版ライセンス キー

②slmgrコマンドを打つ

下記のWindowsライセンス延長コマンドを使いましょう。

魔法のようなコマンドですが延長コマンドはMicrosoftにより実装されています。コマンドプロンプトを開き下記のライセンスリセットコマンドを打ちましょう。

slmgr /rearm

コマンドを打った後は再起動をしましょう。

再起動後、コマンドプロンプトを開き下記のライセンス確認コマンドを打ちます。

slmgr /dlv

Windows Server 2022 評価版ライセンス キー

このコマンドでライセンスの有効期限、リセット可能回数が解ります。上記画像だと残り118日でライセンスが切れてリセット可能回数は4回出来る事が解ります。

Windows評価版ライセンス延長 まとめ

検証期間が過ぎてWindowsライセンスが切れたとしても延長コマンドを使うことによりWindowsが使えます。

WindowsServer評価版の場合、180日×5回=1200日使用できることになります。1200日というと約2年半です。無料でこんなに長い期間使用できると思うと大変助かります。

それでは、また役に立つコマンドがあれば紹介します。

Windows Server 2022 評価版ライセンス キー

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