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誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち
誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち
作者名 :スティーヴン・ウィット / 関美和
1,034円 (940円+税) |
[参考] 2,530円 (税込) |
5pt |
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作品内容
「自分がなにをやってのけたのか、わかってる? 音楽産業を殺したんだよ!」田舎の工場で発売前のCDを盗んでいた労働者、mp3を発明したオタク技術者、業界を牛耳る大手レコード会社のCEO。CDが売れない時代を作った張本人たちの強欲と悪知恵、才能と友情の物語がいま明らかになる。
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スティーヴン・ウィット
関美和
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Posted by ブクログ 2018年04月22日
めちゃくちゃにCDを買い漁っていた僕としては、圧縮音楽なんぼのもんじゃい!と思っていましたし、今も思っている節はありますが、世界規模で見れば、配信や海賊版の音楽の需要がCDなんかよりずっとずっと多いのでしょう。
CDケースで棺桶を作って、お坊さんに怒られたい願望がある僕は、配信音楽を蹴飛ばしてCD...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月12日
すごくハラハラドキドキするノンフィクションだった。最新曲を盗んでアップしている人たちって、曲を無料で聴きたいとかそんなところは通り越して、スリルジャンキーになってしまうんだなあ。音楽はこのような段階を踏んで無料になってしまったけど、他の分野も似たような経緯を辿るんだろうな。こないの
Posted by ブクログ 2018年01月08日
音楽がタダになった理由
(1)音楽の圧縮技術の向上
(2)音楽リークグループの出現
(3)広告収入という新しいモデルの登場
MP3の意図しない広がり
悪気なくやっていたことがまさかの展開に
音楽ビジネスの儲け方の変化
VEVOの発想、アップルの台頭
裁判ではほぼ無罪に
Posted by ブクログ 2017年09月27日
苦労の末、音楽の圧縮ファイルを生み出した技術者と研究仲間、
新たな音楽領域を開拓してのし上がってきた大手レーベルのCEOとその周囲の人々、
音楽共有ファイルの世界でリークにのめりこむ、CD製造工場の従業員とリーク仲間、
一見全く関連なさそうな3つのグループがあるきっかけで絡まっていた糸がスルスルとほ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月03日
CDからmp3へ、とか、アルバムからライブへ、とか音楽業界のビジネスモデルは縄文時代から弥生時代へ、ぐらいに変化した、と聞いていますが、音楽の縄文と弥生の間の革命の物語。革命と言っても勇ましいものはなくてぐちゃぐちゃしてて当事者としても何が何だか解らぬうちに進行していく、今と地続きの10年ぐらい前の...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月18日
大企業フィリップスの政治力の前に標準化に敗れ、mp3をWebに無料で公開した、失意のドイツ人技術者(特許は取得していたので、その後はライセンスで巨万の富を築く)
アメリカの片田舎のCD工場よりCDを盗み出し、全世界に拡散さることになった黒人労働者(実刑判決を受ける)
世間の非難を浴びるラップを売り込...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月09日
夢中になって読んでしまった。
本当に映画のようなノンフィクション。
mp3の誕生からそれがどのように拡大していったのか、既存のCDというパッケージの商売をしていた業界がどのように変わっていったのかをこんなにもドラマチックに描けるのは本当にすごいと思った。
企業と海賊達が繰り広げていた争いのピークの時...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月04日
mp3という技術とそれを無料でシェアする海賊盤サービスが音楽産業を破壊する経緯を個人のストーリーに光を当てて語った本。mp3の技術者、音楽ビジネスで働く人、音楽を盗む人、シェアする人それぞれの話が並行して進み、中盤からそのドラマが交錯する辺からかなり惹き込まれました。
未だにCDを買い続け自分でも作...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月06日
フィクションを超えたノンフィクション
文系の私は絶対読めないと思ったけどガンガン読めた。話がとっても面白いから。音楽業界で何かしら動きがあるごとにこれを思い出すだろうな。
Posted by ブクログ 2022年01月20日
非常に興味深く読めた。
再生音源としてmp3は長年使っているが、mp3開発と普及までの裏話や、CDをmp3化してリークする組織があったことなど知らないことが多かった。
「誰が音楽をタダにしたのか?」。その流れを3つの軸を通して描く。
ストーリーの軸の主人公は下記の3人。
(1)mp3を開発し...続きを読む
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