スクリーンタイム ビックリマーク

iPhoneの写真アプリ一覧から写真を選択すると右下にビックリマークが表示される場合があります。この写真に表示されるビックリマークは何なのでしょうか?意外と知られていないiPhone写真に表示されるビックリマークの意味と対処方法について詳しく解説します。

iPhoneの写真や動画がエラーで見れない!

スクリーンタイム ビックリマーク

iPhoneの写真アプリを起動して過去の写真を見ようとしても、写真の右下に「ビックリマーク」が表示されて、写真を閲覧できない場合があります。この「ビックリマーク」の意味や、ビックリマークの対処方法はあまり知られていません。本記事冒頭の本章では、iPhoneの写真に表示される「ビックリマーク」に原因から紹介します。

右下に表示されるビックリマークのアイコンの意味

iPhoneの写真右下に「ビックリマーク」が表示されるのは、iPhoneでiCloud写真と同期しているときに発生するエラーメッセージです。

iCloud写真を有効化することで、iPhoneで撮影した写真をデバイスに保存するのではなく、iCloud写真に保存されるということになります。iCloudに写真を保存しても、写真アプリ内には写真の劣化版のデータが保存され、サムネイル一覧にも写真や画像が表示されます。

「ビックリマーク」の意味は、iCloudに保存されている写真データや画像データが、何らかのエラーが原因でiCloudから写真データをiPhoneにダウンロードできないというメッセージとなります。

ビックリマークが消えない原因

iPhoneの写真から「ビックリマーク」が表示される原因を紹介しました。どうしてもビックリマークを写真上からが消せない場合は、下記の原因が考えられます。


・【ビックリマークエラーが消えない・写真や動画が見れない原因1】通信環境が悪いためダウンロードできない
・【ビックリマークエラーが消えない・写真や動画が見れない原因2】iCloud写真の設定が正しくないためダウンロードできない
・【ビックリマークが消えない・写真や動画が見れない原因3】写真の同期設定によりダウンローできない
・【ビックリマークエラーが消えない・写真や動画が見れない原因4】iPhone・iCloudがストレージ容量不足ためダウンロードできない
・【ビックリマークエラーが消えない・写真や動画が見れない原因5】写真アプリの不具合が原因
・【ビックリマークエラーが消えない・写真や動画が見れない原因6】iPhoneの低消費電力モードが原因

上記6つの原因の対処方法を次の章から詳しく解説していきます。iPhoneの写真からビックリマークを消せずに困っている人、ビックリマーク以外にも写真や動画が見れなくて困っている人は、対処方法を1つずつ実行することで、ビックリマークを消し、ビックリマークのエラーを解消することができるので試してみてください。

スクリーンタイム ビックリマーク
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iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【通信環境】

iPhoneにある写真からビックリマークが消せない場合の原因として考えられる「通信環境問題」の原因と対処法を紹介します。

通信環境が悪いためダウンロードできない

iPhoneのインターネット通信環境やWi-Fi環境の接続が不安定な場合、iCloudからiPhoneの写真データを受信することができません。こういった状況の場合は、iPhoneの写真上にビックリマークが表示されています。この場合は下記の2つの対処法を実行してください。

・【対処法その1】インターネットを再接続する
・【対処法その2】携帯キャリア回線を利用している場合はWi-Fi接続を利用する

上記それぞれのビックリマークを消す対処法を順番に紹介していきます。

インターネットを再接続する

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インターネットに接続できているかを確認してください。iPhoneを利用していると、稀にiPhoneの携帯キャリア回線が何らかのエラーで利用できない場合があります。この場合は、iPhoneの「機内モード」のONとOFFを何度か切り替えてみてください。iPhoneの「機内モード」切り替えは、「コントロールセンター」から実行すると便利です。

Wi-Fiを利用する

携帯キャリア回線の接続を確認したら、iPhoneの写真をチェックしてビックリマークが表示されるか確認します。引き続きiPhoneの写真上にビックリマークが表示されている場合は、Wi-Fi接続を実行してください。携帯キャリアのプランでパケット利用制限のあるプランの場合は、すでにパケット通信量が上限に達している可能性もあります。

Wi-Fi接続環境に移動し、Wi-Fiを接続してからiPhoneの写真アプリを開いて、写真上にビックリマークが表示されていないか確認してみてください。ビックリマークエラーが非表示になっている場合は、’自動で写真・動画ファイルがiCloudからiPhoneにダウンロードされたということになります。

インターネット回線、Wi-Fi回線を利用しても、引き続きビックリマークが表示される場合は、次の章の対処法に進んでください。

iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【iCloudの設定】

スクリーンタイム ビックリマーク

iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【iCloudの設定編】を紹介します。前の章で紹介したインターネット環境の問題を確認しても、引き継きiPhoneの写真にビックリマークエラーが表示される場合、iCloudの設定に何らかのエラーが発生していると考えられます。

iCloud写真の設定が正しくないためダンロードできない

iCloudの設定で「iCloud写真を無効」にしていると、iCloudから写真データ・動画データをiPhoneにダウンロードできません。この場合、iPhoneの写真や動画上にビックリマークが表示されます。iPhoneの設定画面から「iCloud写真」を有効にして対処してください。

iCloud写真を有効にする

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iPhoneでiCloudの設定を確認してください。iPhoneの「設定」を起動して、最上部に表示されている「Apple ID」をタップして選択し、「iCloud」を選びます。「iCloudを使用しているAPP」項目にある「写真」を選択して「iCloud写真」項目のトグルをONに切り替えてください。

上記の手順を実行したら、再度写真アプリを起動して、写真・動画にビックリマークエラーが表示されているか確認してください。引き続きビックリマークエラーが写真・動画上に表示されている場合は、次の対処法に進みます。

写真の同期設定によりダウンローできない

スクリーンタイム ビックリマーク

iPhoneとiCloudを連携する際に、写真の連携方法を設定できます。「iPhoneストレージを最適化」「オリジナルデータをダウンロード」どちらかで設定がされていますが、この設定方法に問題があるため、iPhoneの写真・動画データファイルにビックリマークエラーが表示されている可能性があります。

この場合iPhoneの写真同期設定を変更することで、ビックリマークエラーを解消し、見れなかった写真・動画データファイルをiPhone上で確認することができます。

iCloudで削除した画像を復元する

iPhoneとiCloudの写真ファイル連携で「オリジナルデータをダウンロード」を設定している状態で、iCloudから写真・動画データファイルを削除すると、該当するiPhone上の写真や動画上にビックリマークエラーが表示されます。

iCloudには、一度削除した写真を復元できる機能が搭載されています。iCloud上から削除して30日以内であれば復元できるので、その方法を確認しておきましょう。

スクリーンタイム ビックリマーク

iPhoneの写真アプリを起動して、下部のメニュー一覧から「アルバム」>「最近削除した項目」を選択してください。削除を取り消したい写真を選択したら、画面右下の「復元」をタップします。これで一度削除した写真を復元できます。一度に複数の写真を選択して復元することもできるので活用すると良いでしょう。

これでiPhoneの写真・動画上にビックリマークエラーが表示されていないか確認してみてください。iCloudの設定を変更しても、引き続きビックリマークエラーが表示される場合は、次の章の対処法に進んでください。

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iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【容量不足】

iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【容量不足編】を紹介します。これまで紹介してきた対処法を実行しても、写真や動画上にビックリマークエラーが表示され正常にデータを見れない場合は、iCloudやiPhoneのストレージが不足していると考えられます。

iPhone・iCloudがストレージ容量不足ためダウンロードできない

iPhone・iCloudのストレージ容量不足の場合、写真・動画データファイルが正しく保存されないためn、ビックリマークエラーが表示されます。この場合の対処法は下記の2通りです。
・【iPhone・iCloudのストレージ容量不足の場合の対処法1】不要なデータを削除する
・【iPhone・iCloudのストレージ容量不足の場合の対処法2】iPhoneのキャッシュを削除する

上記それぞれの対処法を個別に紹介していくので、1つずつ実行してみてください。

不要なデータを削除する

iPhoneとiCloudを連携している場合は、iPhone・iCloudどちらかのストレージ容量が不足していても、ビックリマークエラーが表示されます。この場合は、iPhoneから不要な写真や動画データを削除してください。

下記のリンク記事では、iPhoneの写真を一括で削除する、便利な整理術を紹介しているので、記事を参考にiPhoneのデータファイルを削除してみてください。

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スクリーンタイム ビックリマーク

不要で削除できる写真データが無い場合は、iCloudの有料月額プランに加入するという方法があります。iCloudの有料月額プランは、1番安いものでも月額130円(税込み)なので、この機会に有料プランを利用してみると良いでしょう。

iCloudのストレージ容量を増やす方法は「設定」>「Apple ID」>「iCloud」>「iCloudストレージ管理」から、有料プランの決済方法を確認の上、料金を支払ってください。

キャッシュを削除する

スクリーンタイム ビックリマーク

「キャッシュ」とは、Web閲覧の履歴や表示したページの画像やテキストを『一時ファイル』として保存しておくものです。キャッシュを削除することで、iPhoneの写真が見れないという状態を解消することができます

iPhoneの「設定」>「Safari」>「履歴とWebサイトデータを消去」の順にタップし、「履歴とデータを消去」を選択すれば一括でキャッシュ削除完了です。キャッシュを削除したら再度iPhoneの写真や動画が見れないかどうか確認してみましょう。

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iPhoneの写真に表示されるビックリマークの原因と対処法【その他】

本記事最後の本章では、これまで紹介してきたビックリマークへの対処法を実行しても、引き続きiPhoneの写真上にビックリマークが表示される場合のビックリマークの原因と対処法を紹介します。最後に考えられるiPhoneの写真・動画が見れない原因は下記の通りです。

・iPhoneの写真アプリに不具合が発生している
・iPhoneを低消費電力モードで利用している

上記それぞれの原因に対応する対処法を紹介します。

写真アプリの不具合

これまで紹介してきた対処法を実行しても、iPhoneに写真がダウンロードできない、動画がダウンロードできない場合は、写真アプリに何らかの不具合が発生している可能性があります。この場合は、iPhoneの再起動が有効的な対処法です。iPhoneの電源ボタンを長押しして、一度電源をOFFにしてから、再度電源をつけて、写真・動画を確認してください。

iPhoneの低消費電力モード

iPhoneの低消費電力モードを有効にしておくと、自動ダウンロードが無効化されます。一度iPhoneの低消費電力モードをOFFにして、写真や動画を確認してみてください。iPhoneの「設定」>「バッテリー」と進み「低電力モード」のトグルをOFFに切り替えれば設定完了です。

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iPhoneの写真に表示されるビックリマークエラー問題を解消しよう!

本記事ではiPhoneの写真に表示されるエラーアイコン「ビックリマーク」の消し方を紹介しました。紹介した対処法を実行すれば、iPhoneの写真に表示されるエラーマークを解除して、写真や動画を正常に見ることができます。iPhoneの写真アプリでエラーが表示されている人は、本記事を参考に対処してみてください。

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スクリーンタイムの使用可能時間は?

iPhoneのスクリーンタイムでできること① 利用時間制限 ゲームは1日1時間まで・SNSは1日2時間までといった、アプリごとの時間制限を使えば、ゲームのやりすぎ、SNSのしすぎを防止できるのでおすすめです。

スクリーンタイムは何歳まで?

アプリの制限 スクリーンタイム機能では、インストールするアプリに制限を加えられます。 制限には「4以上対象」「9以上対象」「12以上対象」「17以上対象」と種類があり、選択した制限に該当するアプリはiPhone上に表示されなくなります。

スクリーンタイムのインターネット制限は?

Webサイトへのアクセスを制限.
【1】「設定」のアイコンをタップ。.
【2】「スクリーンタイム」をタップ。.
【3】「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ。.
【4】スクリーンタイム・パスコードを入力。.
【5】「コンテンツ制限」をタップ。.
【6】「Webコンテンツ」をタップ。.

アイフォンのゲーム時間制限は?

Appの特定のカテゴリ(ゲームやSNSなど)および個々のAppの使用時間制限できます。 「設定」 >「スクリーンタイム」と選択してから、スクリーンタイムをオンにします(まだオンにしていない場合)。 「App使用時間制限」をタップしてから、「制限を追加」をタップします。 Appのカテゴリを1つ以上選択します。